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MONTAGUT、「AB」商標権侵害判決に不服して上訴 |
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上海市第二中級人民法院はこの前、江蘇AB集団有限責任公司が商標権侵害のことで下着大手「MONTAGUT(モンタギュ)」社の中国での販売総代理である広州富納服装有限公司及びその生産企業である上海広諾服飾有限公司を起訴した案件について、一審判決を下した。判決に、2被告は江蘇AB集団の商標権を侵害し、賠償金10万元を支払うと命じるとの内容だった。広州富納服装有限公司と上海広諾服飾有限公司は当該一審判決に不服し、「一審の判決は、簡単なアルファベット組合である『AB』の保護範囲を拡大させた」との理由で、2007年12月10日に上海市高級人民法院に上訴した。
MONTAGUTの生産?販売した下着製品の名称に「男装超柔AB羊毛内衣(男子向けの柔軟型AB羊の毛製の下着)」が使用されているのが当該ケースの焦点である。江蘇AB集団はアルファベット「AB」が当社所有の「AB」商標の専用権を侵害したと主張し、MONTAGUTは「業界内の習慣として、2つの種類の綿糸の混合により生産された綿糸は『AB綿糸』と称され、当該権利侵害訴訟は悪意的な訴訟である」と反論している。
中国では現在、混合の方法により生産された原材料の読み方を決定するための明確な業界基準が立てられていない。中国紡績工業標準化研究所の王宝軍副所長は、「本案を契機とし、政府の関連部門が業界内の伝統的原材料の読み方などを対象とする標準的業界規定の登場を加速させるのが期待されている」との見解を示している。
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キウイフルーツ大手、30万元賠償を求める商標権侵害訴訟、開廷審理 |
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上海市第一中級人民法院では2007年11月20日、世界キウイフルーツ大手のニュージーランドzespri groupが商標権侵害のことで江蘇南通の果物類会社「西樹果品貿易有限公司」を提訴したケースが開廷された。本案において、キウイフルーツ生産?販売大手のzespri groupは、被告の西樹果品貿易有限公司が30万元の賠償金を支払うと求めている。被告側がその登録商標「Zespri」と類似している「Znishio」及び太陽のきらめきの図形を使用しているのが理由である。
原告のzespri groupの主張によれば、1998年から、原告は上海などでキウイフルーツの販売を行っていたという。同時に、商標「Zespri」及び太陽のきらめきの図形を登録させた。同社は今年初、江蘇南通の果物類会社「西樹果品貿易有限公司」が販売しているキウイフルーツの使用した商標「Znishio」が同社の商標と類似していることを発見した。
zespri groupは、西樹果品貿易有限公司の使用したマークは、全体と主要部のいずれにおていも同社の商標と非常に類似していて、消費者に混同させやすいと主張し、登録商標の専用権が侵害されたことで30万元の賠償請求を提出している。
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米国の映画スタジオ大手5社、著作権侵害で最大映画サイトを提訴 |
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米国の映画スタジオ大手5社である20世紀フォックス(20th Century Fox)、ウォルト?ディズニー(Walt Disney)、パラマウント?ピクチャーズ(Paramount Pictures)、コロンビア?ピクチャーズ(Columbia Pictures)、ユニバーサル?スタジオ(Universal Studios)は、近日、北京捷報互動科技有限公司と上海のあるインターネットカフェが同5社の製作した映画を対象とする不正なダウンロードを提供することにより、著作権が侵害されたことで上海市第二中級人民法院に提訴し、侵害行為の即時停止、謝罪、悪影響除き、また320万元の損害賠償を求めた。上海市第二中級人民法院は12月29日に開廷する予定だという。
同5社の紹介によれば、当該インターネットカフェは北京捷報の開発した映画放映システム「捷報インターネットカフェ楽園」を利用して『パイレーツ?オブ?カリビアン/呪われた海賊たち(Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl)』、『X-Men 2』、『ナイト ミュージアム(Night at the Museum)』など、計13作品の不正なダウンロードを提供し、権利侵害に当たった。
北京捷報互動科技有限公司が運営するJebooネットは現在中国の最大の正規版オンライン映画館であり、正規版の映画作品とテレビ作品3万本以上を保有している。同社は2004年に設立し、中国の最初のブロードバンドオンライン映画提供のプロバイダである。
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中国の税関、「竜舟行動」を展開、平均毎日14件を摘発 |
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海関総署(税関本部)はこのところ、知的財産権保護強化のための特別取締活動「竜舟行動」がスタートからの1ヶ月間にすでに権利侵害案件433件を摘発し、件数は前年同期比57%の増加となり、1日当たりが14件に達していることを明らかにした。
「竜舟行動」は、中国税関の展開したこれまでの最大規模の知的財産権保護強化のための特別取締り活動であり、2007年10月1日から行われた。2008年3月31日までに持続する計画だ。展開初日、深せん税関は知財侵害案件2件を摘発し、知財侵害のスポーツ靴8774足を押収した。知財侵害された商標は「ADIDAS」、「PUMA」、「BEEBOK」、「NIKE」、「ASICS」などに及ぶ。
海関総署政法司の孟楊司長は、「海関は、今回の特別取締り活動の展開を通じて、知財侵害貨物の輸出を減少させる同時に、輸出入企業向けの教育を強化し、知的財産権を尊重?保護する意識を高め、よい知財保護環境を創出することを期待している」と述べた。
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集佳、「太陽村」の子供たちに椅子·机を寄贈
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北京集佳知識産権代理有限公司の代表者4人は2007年12月10日、北京市順義区にある「太陽村」に到着し、関心や祝福を持って「太陽村」で生活している子供たちに椅子20件、机40件を寄贈した。
「太陽村」は、「北京市太陽村特殊児童救助研究中心」の略称であり、2000年12月に北京市順義区趙全営鎮の板橋村で創立した。「太陽村」は「自分での資金募集」、「集中的養育」を採用し、刑に服している犯罪人の子女を無償で養育?教育する主旨である。「太陽村」で生活している子供たちは、年齢が最大なのは18歳で、最小なのは赤ちゃんである。生活、教育、病気治療など面における権利は保障されている。
集佳は、今回の寄贈が子供たちに役を立つことを期待していて、「太陽村」の子供たちが「快楽に成長し、太陽と同行しよう」ことを祝福している。
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集佳、自動車部品大手「豹王」を代理してニセ物摘発
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「豹王」は、中国の自動車部品業界における有名なブランドであり、中国各地で「豹王」シリーズの自動車部品専売店1000ヵ所あまりを設置している。厳格のネット化管理、高品質のアフターサービスなどにより、豹王集団は国内外における顧客に高く評価されている。しかしながら、「豹王」の日々に成長している知名度は、ニセ物製造?販売業者からの注目をも集め、豹王集団の商標専用権を侵害した自動車部品が市場に現れてきた。
豹王集団は、このところ北京集佳知識産権代理有限公司に委託して湖南省長沙市で調査を行い、長沙市工商行政管理局との協力で大規模なニセ物取締活動を行った。
長沙市工商行政管理局は2007年11月12日、集佳との協力で、長沙市内の高橋友誼汽配市場(自動車部品マーケット)の向こう側にあるニセ物倉庫に対し調査を行った。その後は直ちに高橋友誼汽配市場に駆けつけ、ニセ物販売の3店舗に対し取締を行った。店舗経営者は、今後は豹王集団の登録商標専用権を侵害する商品の販売を行わないと書面をもって保証した。今回の取締活動においては、豹王集団の登録商標専用権を侵害した嫌疑があるフィルター309件を摘発し、豊田、三菱、VWなどの海外有名商標の専用権を侵害したニセ物も発見されたという。
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