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No.65 Jul.28, 2010
 
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張家界
 
目 録
中国PCT国際特許出願、五割が国家段階に移行
中国、中小企業の海外での特許保護申請を積極的に支持
全国ソフトウェア著作権、合計3.5万件を登録
上半期で商標違法案件1.61万件を摘発
EU特許局視察団の中国調査研究、北京の日程で集佳を訪問
「海外知的財産権フォーラム」、蘇州で大々的に開催 集佳の専門家、海外における保護を伝授
 
 
 
中国PCT国際特許出願、五割が国家段階に移行

 
 近日、中国国家知識産権局特許局では、中国からの国際特許出願(《特許協力条約》即ち、“PCT”)の国家段階への移行状況を全面的に調査した。調査の結果、中国の国際特許出願は、五割が国家段階に入っていることが判明した。中国の出願人は2000年から2006年までの間に国際特許出願を12,373件提出し、その内6,416件が中、米、欧、日、韓の5つの特許局(以下、「五極」と 略称)において、国家段階に移行していることが判った。

 調査によると、中国の国際特許出願は急速な増加傾向を示しており、平均年間成長率は40%に達する。国家段階に入った国際特許出願は、2000年の時点ではわずか133件であったのが、2008年にはすでに1962件に達した。しかし、中国の国際特許出願の総件数はまだ少なく、中国の出願者が2000年から2006年までに提出した国際特許出願の内五極の国家段階に移行した累計総件数は12,351件にとどまっている。

 
 
中国、中小企業の海外での特許保護申請を積極的に支持

 
 中国知識産権研究会の張雲才秘書長は7日、現在中国の複数の政府部門が協力し、中小企業の海外での特許保護申請を援助し、中国企業の海外での権利維持のために政策、法律、財政保障を提供すると述べた。

 張雲才氏によると、現在、全国の各省、市ではすでに50近くの海外権利維持センターを設立し、「海外進出」企業のために法律支援や支持を提供するとのこと。中小企業が遭遇する資金難を解決するため、本年、中国政府の財政部門では1億元の専門資金を拠出し、中小企業の国外特許出願を資金面から援助する。この他、国家知識産権局は、海外における知的財産権の環境研究成果を初めて発表する。これらの成果は公益情報として中国企業に提供し、海外権利維持を効果的に行う助けとなる。  

 張雲才氏は、近年中国の知的財産権法律制度は関連国際法規に近づいており、特許行政の法執行能力も向上し続けているほか、外資企業の中国における投資、貿易、研究?開発のために理想的な知的財産権環境を提供していると述べた。

 
 
全国ソフトウェア著作権、合計3.5万件を登録

 
 中国のソフトウェア著作権の登録件数は、3年連続で急成長を遂げた後、引き続き上昇態勢を維持している。中国版権保護センターの情報によると、6月30日までの2010年上半期の中国コンピュータソフトウェア著作権登録件数は合計35,062件であり、前年同期比で約24%の伸びであった。ゲーム類ソフトウェア著作権の登録件数が猛烈な勢いで増加しており、前年同期比で73.5%の伸びである。
 
 
上半期で商標違法案件1.61万件を摘発

 
 今年上半期、中国の商標登録出願件数は大幅に増加し、工商部門が審査した商標登録出願件数は合計75.92万件、審理した商標評審案件は1.67万件であった。6月末までに中国の累計商標登録総件数は4,956,440件に達している。

 同時に商標専用権の保護をさらに強化する。各地の工商機関は万博ロゴ、農産物に関する商標、著名商標の保護に重点を置き、商標の権利侵害行為を厳格に取り締まった。上半期で全系統が摘発した商標違法案件は合計1.61万件であり、価額は4.51億元であった。

 
 
EU特許局視察団の中国調査研究、北京の日程で集佳を訪問

 
 
 中国企業の現状をよりよく知り、知的財産権の海外保護を行うため、欧州特許庁は、近年、中国訪問と視察の機会を増やしている。今年6月、中国視察として、欧州特許庁は北京の日程に集佳を選んだ。海外案件の代理数が全国のトップクラス、PCT出願総件数で世界トップレベルにある事務所として、集佳は豊富な海外案件の代理経験を有し、中国企業のニーズを熟知する事務所でもある。6月24日、欧州特許庁の一行4人の視察団が集佳を訪れ、EUの電信分野の特許出願の傾向、審査の動き及び変化、出願のフロー等の問題について詳しく紹介した。また集佳の電気分野の代理人及び関連業界の企業代表らとともに、中国企業のEUにおける特許保護申請の現状及び主な問題につき交流を行ったほか、関連案件の実際の処理状況につき討論を行った。

 欧州特許庁審査官との直接のコミュニケーションと交流、実際の事例の討論と解析を通じて、集佳の代理人は欧州特許の審査基準と傾向をより良く理解し、欧州特許出願の経験を充実させることができた。また、実際の業務で遭遇した関連問題についても、最も権威ある解答を得ることができ、更に集佳代理人の案件処理能力を向上させ、顧客の利益を効果的に保証できるという収穫があった。

 
 
「海外知的財産権フォーラム」、蘇州で大々的に開催 集佳の専門家、海外における保護を伝授

 
 
 蘇州市知識産権局、蘇州市商務局が主催し、北京集佳知識産権代理有限公司、米国凱威莱徳国際弁護士事務所(Cadwalader, Wickersham & Taft LLP)、蘇州高新区知識産権局が協賛する「海外知的財産権フォーラム」が6月30日、蘇州シャングリラホテルで大々的に開催された。

 近年蘇州高新区で開催された中で最も規模の大きい、最もレベルの高い知的財産権フォーラムとして、蘇州市知識産権局、蘇州市商務局は、今回のイベントを大変重視しており、集佳と米国凱威莱徳国際弁護士事務所を招き、共同で開催する運びとなった。蘇州における企業の海外業務責任者、知的財産権の維持援助機構、海外知的財産権業務に従事する専門サービス機構、弁護士事務所の関係者等140人余りがフォーラムに参加した。